2018年2月8日木曜日

ティムのボッチな事どうしたらいいんだろう…

節分の酉年と戌年の切れ目の日にヴィヴィ姐さんが旅立ったのですが、赤ちゃんの時からヴィヴィ姐さんとシーちゃんに舐めるように育てられてきたボンボンのティムは、この数日抜け殻状態…。いや抜けてないか…。鳴きっぱなし状態が正確です。
           
ティムはもうずいぶん前に八ヶ岳の店の店長から、お隣のお蕎麦屋さんの床下に仔猫が2匹いますけど、今10月ですが11月になったら多分寒くて生きてゆけなくなりますと言う連絡が来て、企画室全員で保護しに行く変な会社でしたから、ティムとココの兄弟猫は我が家の子になったのでした。


そんな風に最初からお兄ちゃんが居て、保護されたお家には姉さんたちが居て、皆で可愛い可愛いと舐めて育てたので、彼は人より猫が好き。人に抱かれるより、猫にくっついていたいという子になったのです。

        
最初の別れはココ兄ちゃんでしたたった4歳で逝ってしまった。心臓に生まれつき欠陥が有ったんです。たった一日でいきなり旅立ちました。ずっと一緒だった兄ちゃんの旅立ちは、まったく理解できずに探し回り、そして残った首輪の匂いをずっとかぎ続けるという弟に、皆で涙したものでした。

でもけなげな弟を姉さんたちはかわるがわる可愛がって、抱きしめて、いつも一緒にくっついて育ててくれたんです。だから、なでたり、瞬間抱っこは出来ても、嫌がって逃げる人懐かない猫に育ちました。

一方姉さんは(シーちゃんのみ)、食欲旺盛なティムにご飯取られても、じっと待って居ます。ヴィヴィ姐さんはティムの分をシーのご飯を食べてる弟に代わって食べてしまうw。そんな和やかなw食事風景でした。

大きくなったボンボンティムは、姐さんたちと移住するという災難に見舞われて、準備のために散々注射や、認識用カプセルの埋め込み、そして飛行機に乗ってものすごく怖い目に会ってしまったのですが、動物可のホテルに一か月いた間も、お姉さんたちに囲まれて、何とかしのいだんです。そして移住後の3匹での平穏な時間は続きました。
           
そんなボンボンティムに2度目のお別れが、去年の3月3日のお雛様の日にやってきました。シシィーが旅立ったんです。22年と数か月の長寿を全うして、眠る様に逝きました。悲しかったでしょうけど、ヴィヴィ姐さんが居たから耐えられたのです。

    そして、数日前にヴィヴィ姐さんが逝きました。
ココ兄ちゃんの時も、シシィー姉さんの時もいきなりいなくなるという事でうろたえて、ぐったりしたのですが、いつもそばにいたヴィヴィ姐さんが先日行ったときにこれでまた突然神隠しみたいにさせると、立ち直れないと思い、綺麗にして寝かせたヴィヴィ姐さんのそばにティムを連れて行きました。
       
そっと匂いを嗅いで、そばに暫く寄り添っていましたが、お寺に連れて行かなくてはならず、顔を見せて、さよならだよいつか虹の橋で会えるからねって、言い聞かせて、姐さんの亡骸をスカーフでくるんで連れて行きました。振り返るとボーっと見ているティムが居ました。

それからです。鳴きっぱなし。盛りの時のような鳴き方ではなく、赤ちゃんなきの様に、ぴゃあぴゃあと鳴きながら人にくっついてきます。寂しいんです。あううーんと言い、PCのの脇に乗ってきます。人懐かない主義をまげて、抱きしめられてじっとしてしまいます。

こっちとしてはうれしいけど、本にゃん寂しいんです。ぬくもりが欲しいんです。これで、一階組のポナ&シカタンと仲良くなれたらいいんですけど、これは何回かのトライもむなしく、ポナを一回目で追いかけて
首噛んじゃったものだから、すっかり嫌われてしまってるんです。

シカタンも追いかけられてまるで人形のように固まったことがあるし、大きな体のボンボンティムは、今ではボンボンじゃなくておっさんのティム扱いに、一階組さんからはされているんです;;。
       
初めてポナッチが2階のベランダに来た時、最初に見つけて知らせてくれたのは、ティムでした。ねえねえかわいい子がいるよ!そういって窓に立ち上がって顔をくっつけたんです。出ていくと、人懐っこいポナちゃんでした。最初の日の事はここに書きました↓
https://tim3cat.blogspot.com/2016/04/blog-post_25.html
       
それからのティムは、通いでアトリエにくるポナにあこがれている風で、じっと物陰から見ていました。ある時などは網戸越しに、そばに行って寝てるポナの匂いを嗅いでいましたよ。

でもね、保護することになったポナッチは、何度か、お見合いさせたり、網戸越しに合わせたりを繰り返しても、一度の過ちを許してくれないんです;;。

        
結局、あとから保護したシカタン(その時の様子はここ↓)
https://tim3cat.blogspot.com/2017/06/blog-post.html
にも、二階のパソコン部屋開けたとたんドアからするっと抜け出して、階段に居たシカタンを超特急で確保&ガブ!しましたので、一階組さんからは完全拒否になっているんです。

さて、一階組は派手に追いかけっこしながら、楽しく暮らしているのに、隠居生活のヴィヴィ姐さんに付き合ってパソコン部屋で引きこもっていた坊やは、いったいどうやったら幸せな暮らしができるんでしょうか。

家を出るときや、たまに皆でリヴィングで飲み会するときなどは、ダイニングルームに一階組を閉じ込めて二階のドアを全部明けてどこに行ってもいいとアピールしてあげてるんですが、パソコン部屋のつみあげた旅行鞄の上で耳だけチョキっと出した状態でいじけています。

         
何とか彼を以前の様に家じゅう徘徊するようにさせたいのですけど、なにせ、一階組さんもいるので、期間限定なのです。仲良くさせることができたらそれは一番いい方法なのですけど、私の不注意と、彼のポナ好きが無謀な行動にさせてしまった結果、ティム嫌いになってしまったので、今更どうもしようがないっ現状なんです;;。

今は、49日が明けるまではヴィヴィ姐さんの分もある餌の場所に行って、姐さんの分も邪魔されることなく食べては、物陰か高いカバンの場所にはまり込んでいるティムなのでした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。お別れに、最近また作り始めた自家製ベーコンとブルーベリーとラズベリージャムの我が家のブレックファストアップします。最近パンは作っていないですね~
久々にまた色んなパン作ってみようかな^v^b。
       
そうそう!今は他に焼き芋に凝っています。モールで紅イモ売っているので、濃い食塩水に2日浸けて置いた後、240度のオーブンでアルミホイルに包んで焼くんです。焼け具合は竹串さして塩梅見てます。するっと入ったらオッケーなの。20分以上はやってるかなぁ~お芋の大きさで変わるから、これは何か作ってる時に同時にやって時々串をプスプスさして確かめています^v^b美味しく焼けますよお試しくださいね。
ではまたです。

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2018年2月3日土曜日

さよなら、ありがとうね。6度目は無かったねヴィヴィ姐さん。

ヴィヴィ姐さんが逝ってしまいました。6度目の復活はなかったです。
でもそれまでの復活力は凄かったのです。
           
その復活力は、もうだめかと思いきや、美味しいご飯の匂いを嗅いだ途端に、復活!もうだめですとぐったりしても、チュールを口に入れたとたん復活!なんてことを、この一年のうちに5回もやってくれました。

お年なので暑い時期にも寒がってフリースのお洋服を初めて着また。 最近ではおむつマンにもなりました。
 

目力もきりっと戻って、食にどん欲なのは素晴らしいと称賛を浴び、舎弟ティムを従えて私は不滅よと我が家にヴィヴィ姐さんここにありと君臨してきました。


でも、昨年末の鼻風邪で、匂いが全く分からなくなり、鼻水がどんどん色濃くなって、固まってきて、息できなくなり、一日に何度も蒸しタオルで蒸して鼻水除去しては、ご飯食べるの繰り返しでした。

食べればそれだけ体力も戻るし、猫馬鹿飼い主は、おっきなうんちするだけで、滅茶苦茶うれしくて、朝のトイレのかたずけの時に、ヴィヴィのうんちをシャベルですくっては奇声を上げていたものでした。
小康状態はしばらく続きました。その間毎日お薬と、マッサージ&蒸しタオル療法は続けましたが、改善はしなかったのです。

でも、とうとう来る時が来てしまいました。人間でいうと、老齢期の猫の年齢×3+45なので114歳という事になります。
参考までに猫年齢計算表のサイトです↓
              
http://www13.plala.or.jp/c2c/AgeOfCat.htm

20歳過ぎたら化け猫ってこのサイトには書いてあります。確かにしっぽが二股になってもおかしくないお歳でしたw。

だからヴィヴィ姐さんギネスに挑戦!もっと頑張るんだと、いつも言っていましたが(飼い主が)、残念ながらその夢はかないませんでした。

生まれ歳は1995年2月のヴィヴィ姐さんは、猫年齢で23歳。ずっと25と思ってきたけど、今回日付入り写真を見て確認しましたら、満23歳程でしたw。

でも、とにかくとにかく、よく生きた!頑張って私たちと共に生きてくれて、移住手続き上の沢山の予防注射も、怖い飛行機も皆耐えて、ここに来て4年目を迎えてくれました。ありがとうの一言です。

長いこと確執もあって、(詳細はココ↓)

https://tim3cat.blogspot.com/2016/05/vivi.html

ここにきてやっと仲良くなれたのに、もっともっと一緒に居たかったと、今の私には思えてならないのです。っていうかもっと早く姐さんと仲直りすればよかったと、本当に本当に後悔しています。

昨夜、ドクターからもらったお薬をあげるときに、本当に辛そうで、涙が出ていたのを見て、こんなつらい思いをさせてまで、私のそばに居させようとする私は身勝手なのかとふと思ったのでした。

そして今朝は、錠剤2個は見合わせて、液状の栄養と、液状のビタミン剤のみを与えて、後はいつもの蒸しタオルとマッサージだけにしたのですけど、その時温めたタオルを鼻から離して私を見上げた顔が嬉しそうだったんです。

あ~錠剤は辛かったんだねと思って、次回からは何か工夫をするべきかとか思いつつ、おしめを替えると、ガリガリになったお腹が本当に可哀想でした。

命はいつか潰えます。だからさよならは誰にでも来る必ずの約束です。私にだって何時かきます。その何時かがやってきたときに、虹の橋で再会できるといいなと今の私はぼんやりと思っています。

今日は亡くなってすぐにシシィーを葬ってもらった近所のお寺にヴィヴィの事をお願いに行ったのですが、ご高齢のお坊様一人しかいなくて、タイ語しかわからないので、最初説明しても理解してもらえませんでした。

そこでいったん帰って、グーグルの翻訳でお願いの手紙を書きました。ただ、タイ語の日本語翻訳は、とても誤訳になりがちなので、何度も一行ずつ簡潔にお願いを書き直し、日本語タイ語の交互に翻訳を確認してプリントしていきました。
        
拙いタイ語の羅列ですが努力の甲斐あって、理解していただいて、お坊様のお部屋でひとまずお経をあげてくださいました。そしてシーちゃんのところとは別ではありますがお寺の裏の土地の隅に穴を掘って葬っていただきました。

お坊様が、墓穴に大きな緑の葉っぱを敷いて下さって、ヴィヴィ姐さんを寝かさせ下さいました。バンビのフリースのお洋服が大きな緑の葉っぱに生えて白いヴィヴィ姐さんの毛に美しく似合って見えました。

土をかけてからもう一度お経を唱えていただき、お坊様がお水をかけてくださいました。そうしてヴィヴィ姐さんのお葬式は終了しました。

氷のボックスに入ったお水のボトルを下さってそこに休んで飲んでいきなさいと指さしてくださったので、泣きながら冷たい水を飲み干しました。

さよならさよなら、私の家族。23年分の思い出を大切に、私の心の図書館にあなたの思い出をしまいます。何時か虹の橋で会える日まで、待っていてね。

先に行ってるジャッキーやキーちゃんやシーちゃん達と一緒に、こちらに一人残った日本組のティムが寂しく一人ぼっちにならずにタイ組のシッポナとシカタンのコンビと仲良くなれるように見守って居てね。そう祈りつつ家路についた私達でした。

お坊様はお札にじかに触れてはいけないとか聞いたので、今回お布施は白い紙に包んで持っていきました。近くにそうやって動物でも優しく受け入れてくれるお寺があって良かったです。本当に感謝に堪えません。

今回はヴィヴィ姐さんの最後のご報告です。お写真は以前のものも含めて、もう一度アップさせていただきました。
やんちゃで、良い子だったのに、タイにくるまで本当に今は信じられない程仲が悪かった私たち。でも本当は大好きだったんです。
もう一度美人さんを見てあげてくださいね^v^b

            
      
     
去年寒くて毛皮があるのにフリースのお洋服を着せても日向で寝ていました。その平和そうな顔が愛おしかったです。安らかに眠ってね。
ヴィヴィ享年23歳。タイホアヒンの街にて老衰で亡くなりました。
ここまで,お付き合いくださって本当にありがとうございました。
           
ではまたです。

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